シャドバで考える確率の世界 のバックアップ(No.1)
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- 1 (2018-11-30 (金) 10:33:50)
- 2 (2018-11-30 (金) 16:21:12)
- 3 (2018-12-20 (木) 08:41:41)
お題
アグロデッキにおいて、1ターン目にコスト1のカードを使えることは最重要事項である。
「デッキ内に入っている1コスカードの枚数」
と、
「1ターン目にコスト1のカードを使える確率」
の相関を議論せよ。
初期条件
シャドバのデッキは40枚で構成される。
最初、カードは40枚のうちランダムに 3枚手元に来る。
3枚を確認した後に、希望する枚数を交換できる。
交換されるカードはランダムだが交換元のカードは含まれない(37枚から選ばれる)。
その後、先行なら1枚、後攻なら2枚手札に来て 1ターン目の行動になる。
つまり先行なら4枚、後攻なら5枚のうちにコスト1のカードが1枚でもあれば良い。
計算方法
「1枚でもある確率」よりも「1枚もない確率」を計算してそれを100%から引いたほうが楽そうです。
1枚もないケースはどういうことか。
最初の3枚に無くて、交換した3枚にもない→40枚のうち6枚に1枚もない
さらに、先行1枚/後攻2枚引いたところにもない→交換した3枚はデッキに戻っているので37枚から1/2枚引いてそこにもない
この掛け合わせですね。
数学確率的に言えばCってやつを使えばいけます。
例えばデッキに1コスが3枚あるとします。
マリガンと、1ターン目のドローに分けます。
マリガン
最初、40枚から6枚選んで1枚も引けないということは
全体パターンは40枚から6枚なので、
40C6=40x39x38x37x36/6x5x4x3x2x1
1コス3枚を引けないということは
パターンは37枚から6枚なので、
37C6=37x36x35x34x33x32/6x5x4x3x2x1
37C6/40C6=42.29%
となります。
つまり3枚入れておけば、マリガンで6割弱1コス引けるということですね。
1ターン目のドロー
1枚も引けていない状態で、ドローでもやっぱり引けないケースを考えます。
先行は37枚の中から1枚引いて、5枚ある1コスを引けないということなので
32/37=86.49%
となりますね。
後攻は37枚の中から2枚引いて、5枚ある1コスを引けないということなので
32C2/37C2=74.47%
となりますね。
結果的な確率
この2つの掛け合わせをすると、「1枚も引けない確率」になりますので
先攻:42.29%x86.49%=36.57%
後攻:42.29%x74.47%=31.49%
したがって、引ける確率はこの確率を100%から引いて、
先攻:63.43%
後攻:68.51%
となります。
3枚だけでも6割以上引けるってことなんですね。
ま、6割じゃ足りないと思いますが。
エクセルの力を借りて全枚数を計算
グラフにするとこんな感じになりました。
数値一覧はこちらです。
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私はマイルールで最近は12枚入れるようにしてます。
先攻なら93.37%、後攻なら95.58%も引けるということですね。
残りの確率は捨てても良いですかね。
連勝狙ってるわけでもないですので(したくないとは言ってない)
参考になれば幸いです。
ご覧頂きありがとうございました。